読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

なななの株式投資Blog

株式投資おいて大切だと思うこと、用語などについて書いています。サイドバーにまとめがあります。

金融緩和・政策金利について

中央銀行(日銀)が不況時に景気を良くするために行う金融政策のことを金融緩和といいます。金融緩和にはいくつかの方法があります。

 

1.政策金利の引き下げ

政策金利*1の引き下げにより、皆がお金を借りやすくし、通貨供給の量を増やす政策です。資金調達が簡単になれば経済が活性化します。

しかし、2008年のリーマンショック以来、世界の多くの国で金利は既にほぼゼロ(もしくはマイナス)になっています。

また逆に、インフレが起こっている場合は金利を上げ、経済が過熱することを抑えます。

 

2.量的緩和

現在、1で書いたようにアメリカや日本などを中心に多くの国で金利がほぼ0になっています。そこで、各国の中央銀行は民間銀行などが保有している国債の買い上げなどで市場に大量に資金を流し込む政策をとっています。これが量的緩和です。

日銀が国債や手形を買い上げることにより、銀行が貸し出せるお金を増やすことができます。その結果、通貨供給量が増え、世の中に流通するお金をが増えます。働く人の給料が増え、消費活動が促進されれば、企業の生産活動も活性化されます。

 

3.金融緩和の影響力

長期的に見ると、実際に失業率の改善や賃金の値上げなどが起こっており、金融緩和の効果はあると言えると思います。

しかし金融緩和のみで、経済に影響を与えるのは難しくなってきているという意見は多くなっています。デフレや将来への不安が蔓延している現状では、借金をしてまで事業を拡大しようというチャレンジングな企業は減っており、日銀などが国債を大量に買い上げてもその後、銀行が会社などに貸している金額はあまり増えていないというデータもあります。

いくら民間銀行の現金が増えてもそれらが有効に利用されなければ量的緩和の効果はありません。

*1:金融政策を司るFRBは米国景気が落ち込むと、政策金利(FFレート)を引き下げます。政策金利とは、中央銀行が民間銀行にお金を貸し出す際の金利の事です。