なななの株式投資Blog

株式投資おいて大切だと思うこと、用語などについて書いています。サイドバーにまとめがあります。

ストックオプション(新株予約権)について

従業員・取締役などが、予め決められた価格で自社株を買う権利をストックオプション(新株予約権)と言います。一定期間が経過したのち、時価が予め決められた価格を上回っている場合に株を売却すれば、キャピタルゲインにより権利の付与対象者は利益を得ます。また、ストックオプションは株式を自由に売買することができない場合、付与対象者はメリットを享受しにくい為、既に上場している企業やこれから株式新規公開(IPO)を目指す企業に採用される場合がほとんどです。

 

付与対象者にとってのメリット

付与対象者は、業績が向上し、会社の株価が上がることで、通じてキャピタルゲインを獲得できる為、意欲が向上することが期待できます。長期的なインセンティブ制度と言えます。

 

付与者にとってのメリット

現時点で付与対象者に現金を支払う必要がない為、コストをかけずにインセンティブ制度を導入することができます。

付与対象者の意欲が高まることは勿論のこと、優秀な人材の確保・流出の防止ができます。

結果として会社にとっても株主にとっても利益になることが期待できます。

 

注意点

自社株が将来上昇することを前提としている為、予め決められた価格を時価が下回ってしまった場合、ストックオプションは紙切れになってしまいます。

但し、業績が悪くなってしまい株価が下がった場合でも、ストックオプションは権利であり、義務ではない為、権利を行使しなければ株式を購入したことにはならないので損失が出ることはありません。

もう一つ、ストックオプション付与対象者の頑張りにも関わらず、震災などの天変地異や不況などより、株価が下がってしまう可能性は防ぎようがなく、その時に逆に付与対象者・付与者ともに意欲が低下してしまうなどの可能性もあります。

 

※ ストックオプションと似た制度として、従業員持ち株制度があります。またの機会にご紹介させて頂きたいと思います。